9.08.2008

散歩する惑星/ロイ・アンダーソン


題名から、もっと愛嬌のある映画だろうと予測して見に行ったのだが…ドチラかと言えば、無愛想。ユーモアが無いとは言えないが、ブラックでシュールだ。見終えて、あまり、気持ちよくない。これは、現実世界の気持ち悪さであろう。痛い(>_<)

街中の人達が、ササやかな幸せを求めて、同じ方向を目指しているために、大渋滞に巻き込まれるばかり。しかし、人々は、自分が、何所に行けばよいのか(分っているのか)???
求めるものが慎ましいワリには、とんでもないことをしでかしている。他人という生きものに対して!!!

このフィルムの中に、神の存在は認められない。(その代わりのように)詩人は預言者であった。