6.03.2008

本格小説/水村 美苗


『私小説—from left to right』を読んで、”非常に”面白かったので、同じ作家の、次の小説が出たのを大喜びして、買った、途端に、「いつでも読めるから」と安心してしまい、あとのお楽しみにして、何年も置きっぱなしにしてしまったもの。

ようやく、開く日が来た(^o^)/~~~~

本の始まりは、前作の続きの、作者(水村 美苗)の語りから、で、私は、彼女の語り口に、既に、虜になっていたから、ぐいぐいと引き込まれて、読み出した。寝食が疎かになってしまうほど、面白くて堪らない!
こんなーほかのことは、ぐうたらになってー取り敢えず?読み終わるまでは、これ優先で、ということを、自分に許して(^^;)過ごした数日でした (;´д`)

上巻は、ず〜っと面白く、その勢いに引かれて、下巻へと傾れ込んだ!
最後の最後で、少女漫画のような、ロマンチックなような浅はかなような、非論理的なーそれはそれで、無粋とは言わないけれど…物足りないようなことになった。それまでの前書き?が、きっちりと?明晰な視線で貫かれていたので、あんまりな気がした(>_<)
そうなのだ、しかし、最後まで読まない訳にも行かず=物語の展開を追って走り出してしまった足の勢いとでも言えば良いかー

本を閉じたあと、書かれていない(小説家が敢えて書き込まなかった?)事柄も、幾つか、見えて(頭に浮かんでー理解が進んで)来た。登場人物達が、(読んだ私の)頭の中で、確(しか)と、生きている。