7.21.2008

エミリー・ウングワレー展(新国立美術館)



先週、久し振りに会う友人達と、六本木で、ランチを取り、レストランを出たところで、帰り道を探していて、謀らずも?目の前に現れた新国立!気になっていた展覧会ではあり,タイミング良く、入った(^^;)
「エミリー・ウングワレー展」、オーストラリアに親しい(詳しい)友人と一緒で、それも有り難い巡り合わせ。
作者の人となり?を知らなければ、若き抽象画家かと見紛う大作ぞろい、だが、”アポリジニーそのものの絵画”だと知って、ますます見事でした!素晴らしい点描!近づいたり、離れたりして、見る。これらの絵画作品は、80歳近くから描き始められた。命絶える数週間前まで、制作は続いた、ということも、目出たきことである。鑑賞者に、希望を与えてくれる。
命有る限り、生み出す力!

※レストランは、あまり見かけない?デンマーク料理、先ず、パンから、とても美味しかった(^o^)/~~~~デンマークの雰囲気を楽しむ(^_^)v(^_^)v
『カフェデイジー』 

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7月7日のダンス公演は、期待を裏切らないものだった!
驚くべき手の動き!!!声も良い、詩、詩人です。
プロジェクターで映されたサリーさんの絵も、色合いが良く、舞台に溶け込んでいた。

7.02.2008

7月7日 シアターX(カイ)

YOU Tube ↓  クリックしてください。
Bodypoet Kazuma Glen Promo 1:52minutes
MoCA CFP Behind-the-Scenes 0:27minutes

7月7日月曜・開演 20:30時
シアターX(カイ)@JR両国駅3分

お薦めです。是非!

bodypoet Kazuma + Spinnin Ronin Japan "explosion"
武術とヒップホップをベースにしたコンテンポラリーダンス
(「温暖化」TOKYO SCENE 2の一部)

http://www.theaterx.jp/08/080707.shtml

前売:2,800円 当日:3,000円(全席自由)チケット 03-3443-2622 090-1807-1961

pas@yf6.so-net.ne.jp 

新作 Explosion

Compagnie Kafig(フランス)やRennie Harris Puremovement(アメリカ)など欧米ですでに設立されているヒップホップダンスシアターの要素をふんだんの盛り込み日本であまり見られない踊りのジャンルを広げる。これに本人が幼いころからやっている東洋的な武道の要素をとりいれ新しい表現を設立。テクノロジーの世界、電子空間での人間の心の行方を探る。
シアターX特有の空間、設備(電動の床)と
イギリス系ジンバブエ出身のサリー・マーシャル・モトムラの絵画を変則的に使い抽象空間を演出。


KAZUMA G. MOTOMURA(本村一真 GLEN)
振付師・ダンサー
日本人の父、イギリス系ジンバブエ人の母のもとに 生まれる。台詞を発しながら踊るBodypoetや武術劇団スピニンローニンなどで活動しながら、安藤洋子プロジェクト等にも参加。 NYの国連やLaMaMa、全米・台湾・日本などで公演と教えを行う。フォーサイス・フランクフルトのダンサー達、舞踏の笠井叡からの評判も高い。

「。。。柔軟かつ空間を切り開く存在感がある。」舞踏評論家 志賀信夫動画:
www.Youtube.com/bodypoet, www.myspace.com/bodypoet 090-9151-7997 Bodypoet@gmail.com

[岡部怜]空手有段者の身体でニューヨークに乗り込み、ペリダンスでダンス、またカポエラ、中国
武術を習い、カズマとともにSpinnin Ronin NY のダンサーとなる。

絵画:サリー・マーシャル・モトムラ

☆次回出演はDance Company Nomade〜s 「時の花」 
8月1-3日青山スパイラルホール

舞台芸術、未来的なコンセプトなど結構おもしろいです。

Nomade〜s←リンク

色/戒 LUST CAUTION / アン・リー(李 安)



若いということは、素晴らしい、眩しい!ものだが、可哀想なことでもある。
それでも、生き抜けば良い。若くて、可能性を絶たれてしまうことの悲惨。

組織の非情さ。(敵の組織も、味方の組織も。)

最後(に近い)の場面で、ヒロインの「逃げて!』(快走クワイゾウ?)という言い方と表情がとっても良かった!
言ったことで、この映画(ストーリー)は、済われた、と思う。
この一瞬で、男も女も、許されるべき存在となった。

女主人公が、「天涯歌女」をアカペラで歌う場面があり、感動してしまった!ちゃんと3番まで。しかも、この映画のストーリーにぴったり添った歌となっていた。
※この歌は、1930年代の上海映画『馬路天使street angels」の挿入歌、映画も歌も、衝撃的に良くて、並々ならぬ想い出がある。
タン・ウェイは、とても上手だった。相当練習したんだろうなー
※『ラスト、コーション』のCDを検索してみたところ、この「天涯歌女」は入っていない、ということで、大変残念 (;´д`)信じられない落ち度だ (;´д`)

粗探しをしてしまうと、合理的でないお話である。しかし、それが昔っぽい雰囲気を醸し出しているかも知れない。昔の人達の、謙虚と愚かさによる(かも知れない)優しさ。

張愛玲の原作に拠ると言う。当時の上海を描くマドンナ作家♪


トニー・レオンは、抑えている顔、滲み出てしまう顔、良い味を出していた(が、アンディ・ラウのほうが、私は、好き)。タン・ウェイより、『花様年華』のマギー・チャンのほうが、チーパオ姿が魅力的だった。タン・ウェイは、女学生姿が可愛らしかった(^_^)v(^_^)v