4.10.2008

やわらかい手/サム・ガルバルスキ



ドギツイ映画かな?と遠慮していたのだが、間違えて!?見る羽目になり、見てしまった!ところ、
ほどよい人情映画でした(^_^)v
”「ルパン三世」の「フジコ」のモデルとされる”と聞いて吃驚!するような(今は、冴えない体型の)マリアンヌ・フェイスフルが、フツーの真っ当な小母さんを演じて説得力があった。息子夫婦も、孫も、フツーを絵に書いたようなキャラクターだ。お金もキャリアも輝かしい歴史も持たない、そのような人達が、現状を打開しなければならない事態を迎えているー何とかしてお金を稼ぐことに命が掛かっているー喜んで引き受けたい類の仕事でなくても、誠実にコナして、期待を裏切らない小母さん。雇い主の強面(コワモテ)の小父さんミキ(ミキ・マノイロヴィッチ)も凄く良かった!なんと…!

嫌らしさを見せるのは、小母さんのお友達連中。親切そうに、小母さんを見張る(>_<)根掘り葉掘りの詮索(>_<)
着飾って、家も飾って、偉そうな言葉にムカつくね (;´д`)
彼女たちの俗っぽさを見せられると、マギーやミキの地下基地、直接的な(でもないかな ー)欲望の商売のほうが、聖なる世界に見えるくらいだ(^^;)

病気の孫息子は天使だった。